クレジットカードの機能を解説

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クレジットカードの便利な機能

クレジットカードには主な機能として「後払い機能」があります。他にも「キャッシング機能」、「ID機能」「国際為替機能」「記録機能」「安心・安全機能(大金を持ち運ぶ必要がない)」「保険機能」など多数に及びます。
ここでは、数ある機能を個別に解説いたします。

後払い機能(クレジット機能)

クレジット機能とは、よく使われる主要機能の一つです。クレジットカード作成時のショッピング枠内であれば、サービスや商品を購入した際に後払いをすることができます。クレジットカードで後払い利用を行ない、口座から引き落とされるまでの期間を「ユーザンス期間」(支払い猶予期間)といいます。

キャッシング機能

キャッシング機能とは、クレジットカードを使って、そのクレジットカード会社のATMからお金を借りることができます。
キャッシング枠は急な資金の需要に対応できる便利な枠ですが、金利が高いです。およそ15.00%~18.00%になっていることがほとんどです。
法的に上限金利が設定されています。
10万円未満を貸し出す場合の上限金利:20%
10万円以上100万円未満を貸し出す場合の上限金利:18%
100万円以上を貸し出す場合の上限金利:15%

ID機能

IDとはよく聞きますが意味が分かっている方は少ないと思います。
これは「身分証明」のことを言います。支払い人物の保証をすることになりますので、外国のホテルやレンタカーを借りるのには必需品ともいえる機能です。同様の機能としてパスポートにもID機能は付帯されておりますが、本人確認はできても支払い能力があるかどうかまでは保証してくれません。
その点クレジットカードがあるだけで海外で支払い能力を証明することができ、且つ本人確認も可能なので一石二鳥の機能と言えるでしょう。

国際為替機能

海外で商品やサービスを購入できるので、その際に為替で現地通貨から円に変換して請求されます。これは大変便利な機能で、いちいち現金の円を現地の通貨に変更する必要がありません。そして為替の手数料も削減(クレジットカード会社によります)することが可能になります。
注意点があるのは国際ブランドによって為替レートに違いがあることです。

VISAの場合

基準になるレート / Visaインターナショナルのレート / 1.63%(クレジットカード会社によって異なります。)

Master Card

基準になるレート / MasterCardインターナショナルのレート / 1.63%(クレジットカード会社によって異なります。)

JCB

基準になるレート / JCB所定のレート / 1.60%

American Express

基準になるレート / 主要な外国為替相場情報からアメリカン・エキスプレスが選択した銀行間レート / 2.00%

Diners Club

基準になるレート / 指定金融機関の為替相場 / 1.30%

記録機能

クレジットカードで購入した履歴はすべて記録されます。見直す際に便利なのと、自分で何を使っているかの照会ができます。
身に覚えのない使用履歴がある場合は盗難やスキミング被害にあっている可能性があるので定期的にチェックされることをお勧めします。
また、チェック方法としてはネットで閲覧するパターンと、購入履歴が郵送されるパターンがあります。

安心・安全機能

これは現金を持ち歩かなくても済むという機能です。
突き詰めて言えば現金を持ち歩くとその現金には所有者情報がないので、落としても本人確認ができません。ですがクレジットカードの場合は本人確認ができるので落としても問題ありません。
また、紛失盗難に遭ってしまった場合はクレジットカード会社に連絡することによって利用停止をすることが可能になります。
ですが、警察に紛失、盗難届を出さないといけませんのでお気を付けください。
クレジットカードの紛失または盗難についてはこちらで解説しております。

保険機能

クレジットカードのうちでもゴールドカード以上にもなると保険の機能が付帯サービスとして存在します。
主に海外旅行保険などが付帯されております。海外保険については「傷害保険」「死亡保険」「疾病・治療保険」「救援者保険」など様々な種類がございます。
その他にもサービスは様々なものがございますが、保険についてのみで言うとかなりお得なケースが多いです。
ですが、年会費が高額になるケースが多いので選択される際には慎重にお願いいたします。