クレジットカードの女神 
セディナカードに入会するには審査をクリアしなければいけません｡入会審査と聞いて不安になる方も少なくないですが､セディナのクレジットカードの審査難易度はどの程度なのでしょうか?
あらかじめセディナカードの審査難易度を知っておけば､それに合わせた対策が取れて安心して申し込みできますね｡
今回は､セディナカードの審査基準や審査難易度について解説していきます｡
セディナカードの審査の難易度
セディナカードの審査難易度は厳しくはないですが甘くもないクレジットカードです｡
というのも､クレジットカードの審査難易度は銀行系>独立系>信販系>流通系>消費金融系の順で厳しくなっており､セディナカードはちょうど中間に位置する信販系クレジットカードだからです｡
言ってみればごくごく一般的な審査難易度ということになります｡ただ､他のクレジットカードとは違う審査システムを取り入れているので､同じ信販系のカード会社と比べても審査基準は独自であると考えたほうが良いでしょう｡
セディナカードの審査基準は独自
セディナカードの審査は他社のクレジットカードとは異なる独自の審査システム｢IBIS｣を取り入れています｡
このシステムにより､他社のクレジットカードで審査落ちした方でもセディナカードは可決したという方も少なくないです｡
そのため､セディナカードは審査が甘いという方もいますが､そうではなく審査基準が他社とは異なるだけです｡決して審査が甘いわけではないのでその点は勘違いされないように注意してください｡
IBISとは
セディナカードが審査に取り入れている｢IBIS｣とはどんな基準を持ったシステムなのか解説していきます｡
セディナカードでは｢IBIS｣というシステムで申込者の入会審査を実施します｡クレジットカードの審査では一般的にコンピューターによる自動審査を行いますが､セディナカードの｢IBIS｣もコンピューターによる審査ですが他社とは異なる独自の審査基準を持ちます｡
一般的な自動審査は､申込者の属性(年収､勤続年数､雇用形態､居住形態､他社借入など)に点数付け(スコアリング)し､その合計点数が基準点をクリアしていれば可決としています｡そのため､属性が高いほど審査に通りやすい仕組みです｡
しかし｢IBIS｣では､属性が低くても審査に通る場合があります｡単に属性の点数が高いか低いかだけで判断せず｢セディナカードを利用してくれるかどうか?｣を重視しているためです｡
クレジットカード会社は､加盟店が支払う加盟店手数料によって収益を得ています｡これはどのクレジットカードでも同じで､もちろんセディナカードもそうです｡
ですから､セディナカードとしては自社のクレジットカードをたくさん使ってくれる人ほど歓迎なわけですから､積極的にセディナカードを利用してくれるであろう人を審査に通す傾向にあります｡
他社のクレッジットカードでは審査落ちになってしまった方でも､｢IBIS｣によって自社のクレジットカードをよく利用してくれる優良な顧客と判断された人は審査に通る可能性が高いのです｡
その逆もあります｡他社のクレジットカードで可決されても､｢IBIS｣によって優良顧客ではないと判断されればセディナカードの審査に落ちます｡
70代・年金受給者の可決実績あり!?
セディナカードは､70代の年金受給者の可決実績がいくつかあります｡
実際に審査通過した方の事例を一つご紹介します｡
職業:年金受給者
収入:月11万円程度､生命保険の掛け金月10万円
居住状況:持ち家
居住年数:36年
信用情報:なし
この方は､これまでクレジットカードを持ったりローンを組んだりしたことがない現金主義者です｡そのため､信用情報には傷一つないどころか何の情報も一切ない純粋なホワイト状態です｡
一般的にクレジットカード審査では高齢で信用情報がない人には厳しいですが､この方は見事可決されました｡また､審査通過するために重要な要素の一つである｢安定収入｣ですが､基本的には労働による収入が前提となりますので､年金収入は安定収入と認めないカード会社も少なくないです｡
それでも審査に通ったということは､セディナカードは年金収入も安定収入と認めているということになります｡
一般的に定年をすぎるとクレジットカード入会は難しいですが､高齢で年金収入､さらにはクレヒスがない方でも可決のチャンスがあるセディナカードの審査基準は独自のものであると言えます｡
年収が低くても審査に通る可能性がある
セディナカードの可決実績の中には､年収100万円未満の方でも審査に通っている方がおり､その数も少なくありません｡
もちろん､クレジットカードは年収が高ければそれだけで審査に通るわけではないですし､重要なのは安定性ですから､年収額だけで審査の可否が決まるわけではないです｡
とは言え､年収100万円未満は審査に不利なのは間違いありません｡毎月収入を得られているとしても､月々の収入額は10万円未満と少額なわけですから､その分クレジットカードを利用できる金額も少ないと判断されるため､結果としてカード会社に旨味はないからです｡
それでも､セディナカードでは年収100万円未満でもたくさんの可決実績があることは事実ですから､年収は審査において大きな判断基準にはならないと言えるでしょう｡
これはセディナカードの最低利用可能枠が5万円と低めに設定されていることが関係していると考えて良さそうです｡
カード会社としても､年収が低い方でも利用可能枠を低くすることで貸し倒れのリスクを抑えられるので､その分審査通過率を上げることができます｡
そして､実際に利用させてみて優良顧客であれば利用可能枠を増枠させるほうが､カード会社にとってもリスクは少なくて済みます｡
女性や若者は審査に有利?
セディナカードの申込資格は｢高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方｣です｡
本人に収入がない専業主婦や学生でも申込可能です｡このことからもセディナカードの審査は厳しくないことがわかります｡
また､セディナカードは券面デザインが｢キティちゃん｣をあしらったクレジットカードを選択可能であり､このことからもメインターゲットは女性や若者であることが伺えます｡
そのため､セディナカードは女性や若者は審査を優遇する傾向が強いと言えます｡
独自の審査基準=ブラックでも通るわけではない
セディナカードの独自の審査基準と説明しましたが､他社とは違う基準で審査するからと言ってブラックリスト入りしていても審査に通るわけではないです｡
ブラックリスト入りするとは､個人信用情報機関に金融事故情報が登録されている状態を意味します｡カード会社は個人信用情報機関という第三者機関に加盟しており､この機関には個人のクレジットカードやローンの利用履歴(信用情報・クレヒスと言う)が登録されています｡
カード会社は審査の際に個人信用情報機関に照会をかけて､申込者の信用情報を確認してカード発行しても問題ないか判断しています｡
クレジットカードやローンの支払を長期に渡り延滞したり､返済が難しくなったから債務整理して借金を減額またはゼロにしたりすると個人信用情報機関に金融事故情報が登録されてしまい､向こう5年間はクレジットカードを作ることはできなくなります｡
正確にはクレジットカードを作れないというわけではないですが､過去にそのような問題を起こしている人に対してカード発行するのはリスクが大きいとカード会社が判断するためカードを作りにくくなると言えます｡
これはセディナカードも同じで､ブラックリスト入りしている状態だと可決される可能性はまずないと思ったほうがいいでしょう｡
独自の審査基準=ブラックでも審査に通るわけではないので､勘違いしないでください｡
セディナカードの審査の流れ
セディナカードの審査の大まかな流れは以下のとおりです｡
- WEB申し込み
- 入会審査
- カード発送
- 必要書類の返送
セディナカードの申し込みはWEBで行います｡セディナカード公式サイトにアクセスし､カードを選んで申し込み手続きを進めていきます｡
審査はコンピューターによる自動審査を採用しているので､最短即日で結果の通知が届きます｡公式サイトで審査状況を確認することもできますので､なかなか審査結果が届かない方はそちらを利用してみるといいでしょう｡
カードの発送は本人限定受取郵便で行われます｡受け取りの際は本人確認ができるものを提示する必要があります｡
カード受け取り後は､同封の｢口座振替依頼書｣を記入して返送します｡申込時に口座振替申し込み受け付けサービスを済ませている場合は､この書類の返送は不要です｡
セディナカードで在籍確認はある?
セディナカードでは審査の過程で申込者へ電話連絡があります｡
これは申込資格にも記載されている｢高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方｣からもわかるとおり､電話にて確認することがあることを暗に示しています｡
セディナカードから電話がかかってくるケースは次の2パターンです｡
- 携帯電話へ本人確認の電話
- 勤務先へ在籍確認の電話
それぞれどのタイミングで電話がかかってくるのか?どんなことを聞かれるのか見ていきましょう｡
申込内容確認の電話
セディナカードに申し込みすると､申し込み当日から数日後に審査担当者から申し込み本人の携帯電話(または固定電話)に電話が入ります｡
申込時に本人への連絡先として携帯電話を記入している場合は基本的に携帯電話に電話がかかってきます｡何度か電話した後､連絡が取れない場合は自宅の固定電話に連絡が入ることもあります｡
電話では以下のようなことについて聞かれます｡
- 氏名､生年月日､住所
- 申し込みしたカードの名称
- 職業､仕事内容､年収
以上の確認が取れると､審査へと移ります｡知らない番号から着信があると不安になって出ないという方もいますが､この内容確認の電話に出ないとセディナカードでは審査を進めることができませんので注意してください｡
在籍確認の電話
在籍確認とは､クレジットカード会社が申込者の勤務先へ電話して在籍を確認することです｡
クレジットカードを作るには安定した収入と十分な支払い能力があることが前提ですが､残念なことに架空の勤務先を偽って申し込みする方もいるため､そうした方に誤ってカード発行してしまわないためにも､申し込み書に記載された勤務先に間違いがないか審査で確認をします｡
セディナカードの審査では在籍確認は必ずあるわけではありません｡審査担当者の判断によるところが大きく､最近では勤務先へ電話して在籍確認するカード会社はセディナカードを含めて少なくなってきています｡
ただ､それでも審査担当者が必要だと判断した申込者に対しては在籍確認の電話を実施します｡たとえば､前に入会したクレジットカードで申告した勤務先とセディナカードで申し込みしたときの勤務先が違うなど情報が変わっている場合は在籍確認されると思ったほうがいいでしょう｡
勤務先に電話がかかってくることに抵抗があるという方もいますが､身構える必要はありません｡電話で聞かれるのは氏名､生年月日､住所などかんたんな個人情報だけです｡
在籍確認の電話は必ずしも本人が出られるとは限りません｡
しかし､在籍確認は申し込み本人が出られなくても問題ありません｡たとえば､他の従業員が｢〇〇は只今､席を外しております｣などと本人がその会社に在籍していることを確認できれば在籍確認は完了します｡
クレジットカード審査の在籍確認の電話は必ずくる？不安な人へ
セディナカードの審査・発行期間
セディナカードの審査は最短1日で完了します｡カード発行までは約1週間程度ですが､場合によっては手元に届くまで2週間以上かかることもあります｡
またセディナカードは審査状況をWEB上でリアルタイムに確認することも可能です｡
審査状況を確認するには､セディナカードの公式サイトの審査状況照会画面で以下の情報を入力すると確認できます｡
- 申し込み番号10桁
- 生年月日
- 電話番号
照会をかけると｢只今審査中です｣｢審査にお時間がかかります｣｢審査が完了しました｣のいずれかが表示されます｡
即時で審査結果が出ない場合は｢審査にお時間がかかります｣と表示されますが､審査落ちするわけではありません｡審査に時間がかかる=審査に通らないと不安になってしまいますが､この表示から実際に可決に至ったケースは多く､審査にかかる時間と可否は何の関係もありません｡
土日でも審査可能
セディナカードは土日も審査しています｡
土日にカード申し込みしたいけど審査してくれるのか気になるかと思いますが､実際に土日に審査結果が出たというケースもあります｡
セディナカードは手動審査も行っているため､土日は審査していないイメージがありますが問題なく審査してくれます｡
セディナカードの種類
セディナカードは3社が合併し株式会社セディナで発足したため､クレジットカードの種類が豊富です｡そのため､どのクレジットカードに申し込めばいいのか迷う方も多いでしょう｡
ここでは特に人気の高いセディナカードを4種類ご紹介します｡
セディナカードJiyu!da!
セディナカードJiyu!da!は､一番人気のあるセディナカードです｡
【メリット】
- 支払額・支払い方法を自由に設定可能
- 年会費永年無料
- OMCマーク付きでわくわくポイントが貯まりやすい
- 還元率0.5%
- 国内傷害旅行保険が最高1000万円付帯
【デメリット】
- 海外旅行傷害保険が付帯しない
セディナカードJiyu!da!にはOMCマークが付いています｡このマークが付いているクレジットカードは､ダイエーなどでのお買い物でわくわくポイントが3倍になるという特典があります｡
ポイントは200円のお買い物に付き1ポイント付与されます｡年間の利用学に応じて還元率は上がっていき最高0.65%にまで上がります｡
セディナカードJiyu!da!はリボ払い専用クレジットカードですが､全額払うこともできるので手数料無料にすることもできます｡
海外旅行傷害保険は付帯されないので､海外旅行する際は別のクレジットカードを使用するほうが良いでしょう｡
セディナカードクラシック
セディナカードで最もスタンダードな一枚がセディナカードクラシックです｡
【メリット】
- セブンイレブンで毎日ポイント3倍
- ダイエー､イオンで毎日ポイント3倍
- マルエツなどの店舗は毎月第2・第4日曜日は5%割引
- 国内・海外旅行傷害保険は最高1000万円
- ショッピング保険最高50万円｡保証期間180日間
【デメリット】
- 年会費が1,000円かかる
年会費1,000円､ポイント還元率0.5%となりますが､電子マネーへチャージするとお得にポイントを貯めることができ､国内・海外旅行保険などのサービスが充実しています｡
大きなメリットはやはりセブンイレブンやダイエー､イオンなどで毎日ポイントが3倍になることでしょう｡お買い物でよく利用される方にとっては魅力的な一枚です｡
セディナカードファースト
セディナカードファーストは､18歳~25歳までの方が申込可能なクレジットカードです｡
【メリット】
- セブンイレブン､ダイエー､イオンで毎日ポイント3倍
- マルエツ・リンコスなどの店舗は指定曜日に5%OFF
- 国内・海外旅行傷害保険は最高1000万円
- ショッピング保険最高50万円｡保証期間180日間
- 年1回以上利用で年会費無料
【デメリット】
- 26歳以上は申し込み不可
- 26歳になるとカード更新でセディナカードクラシックに切り替わる
基本的なメリットはセディナカードクラシックと変わりませんが､違いは年会費の有無です｡
ただし､26歳になって最初のカード更新でセディナカードクラシックに切り替わるので年会費が1,000円かかるようになってしまう点には注意してください｡
セディナカードゴールド
セディナカードの一般カードよりもワンランク上のクレジットカードです｡
【メリット】
- 年会費が格安
- 10代でも持てるゴールドカード
- 国内・海外旅行傷害保険は最高2000万円
【デメリット】
- ゴールドカードにしてはポイント還元率が低い
- 空港ラウンジが使えない
特徴は年会費1,905円と格安であることです｡しかも10代から取得可能です｡
年会費が安いのに付帯保険が大きいのもこのカードの魅力です｡国内傷害旅行保険は利用付帯ですが海外旅行傷害保険は自動付帯となります｡
ただし､ポイント還元率が低い､空港ラウンジが使えないなど他のゴールドカードと比べて劣る部分もあるので､入会するかどうかはそのあたりをよく考えてから申し込みましょう｡
審査が不安ならセディナカードJiyu!da!がおすすめ
セディナカードJiyu!da!は他のセディナカードに比べて審査難易度が低いです｡その理由は､セディナカードJiyu!da!がリボ払い専用カードだからです｡
リボ払いは､カードの利用代金を事前に決めた金額で毎月支払いする方法です｡支払金額は利用者自身で決められるので計画的な返済ができますが､未払い額に対して手数料がかかってしまうデメリットもあります｡
逆に言えば､セディナカード側としてはリボ払いによって利益を上げたいわけですから､リボ払い専用カードに申し込む方は歓迎する､つまり審査で優遇される可能性が高いということです｡
以上のことから､リボ払い専用カードであるセディナカードJiyu!da!は他のセディナカードと比べて審査に通りやすい一枚だと言えます｡
セディナカードの審査に通るコツ
セディナカードの審査にも通りやすくなるコツがいくつかあります。
詳しくはクレジットカードの審査基準と審査に通りやすくなるポイントを解説でまとめていますので、参考にしてみてください。
セディナカードの審査に落ちる人の特徴
審査に落ちる人には特徴があります。
詳しくはクレジットカード審査に落ちる理由とは？その原因と対策まとめでまとめていますので、参考にどうぞ
まとめ
最後にセディナカードの審査基準についてまとめます｡
- 審査基準は銀行系・独立系の次に厳しい
- 独自基準のため他社で審査落ちしても可決される可能性がある
- 年収が低くても安定していれば審査通過のチャンス
- 独自の審査基準=ブラックでも審査通過できるわけではない
- 在籍確認は基本的にない｡ただし前のクレジットカードと勤務先が変わっている場合は職場に電話の可能性が高い
- 審査が不安な場合はリボ払い専用セディナカードに申し込むと良い
セディナカードでは｢IBIS｣という審査システムを導入しており独自の基準で審査を行います｡そのため､他社のクレジットカードは否決だったけどセディナカードは通ったという方も少なくないです｡
また低年収でも可決実績が多数あるので､パート・アルバイトの方でも比較的審査に通りやすい一枚です｡審査自体は決して甘くないですが､働いて毎月収入がありクレヒスに傷がついていなければ審査通過する可能性は十分あるといえるでしょう｡
