パルコカードの審査難易度は？通るコツを解説

セゾンカード系列の1枚でもあるパルコカード。
セゾンカード系列で審査に通過した経験が1度もないという方もいたりしますが、実際のところパルコカードの審査難易度はどうなんでしょう。

今回はそんなパルコカードの審査難易度や審査に通過するコツなどを紹介します。
即日発行する方法についても掲載しているので急ぎで必要な方も是非ご覧ください。

パルコカードの基本情報と審査条件

パルコカードでは、カードがシンプルに2種類のみ用意されています。
ここではその2種類の基本的なスペックを比較していきましょう。

PARCOカード

[年会費] ・年会費無料
[国際ブランド] VISA/Mastercard/JCB/AMEX
[ポイント還元] 2 ~7ポイント付与
[家族カード] なし
[ETCカード] あり画像挿入箇所

PARCOアメリカン・エキスプレス®・カード

[年会費] 年会費無料
※券面カラーが異なるAMEXカードは
年会費3,000円＋税
[国際ブランド] VISA/AMEX
[ポイント還元] 2~7ポイント付与
[家族カード] なし
[ETCカード] あり

上記のようにスタンダードタイプとアメリカン・エキスプレスタイプのみを発行しています。

通常のパルコカードなら国際ブランドはVISA・Mastercard・JCB・AMEXを用意していますが、パルコアメリカン・エキスプレス®・カードだとVISA・AMEXのみでステータスもワンランク上です。

では、パルコアメリカン・エキスプレス®・カードだとワンランク上になることで具体的になにが違うのか。

年会費が発生する最上位カードだとデザインが異なる
最高3,000万円までの海外および国内旅行傷害保険が付帯される
年間上限100万円の安心ショッピング保険も付帯

基本的には通常のカードに上記のメリットが追加され、保証制度が充実していることが分かりますね。
安心して外出したいと考えている方にはアメリカン・エキスプレス®・カードはうってつけの1枚です。

パルコカードの審査難易度

パルコカードの審査難易度は甘めに設定されています。
では、なぜ審査難易度が甘いのでしょうか。

クレジットカード業界には、銀行系・航空系・石油系・信販系・通信系・流通系・消費者金融系など、呼び方は人によってさまざまですが数多くのジャンルで区分されているんです。

パルコカードは、そのなかでも流通系に該当するクレジットカード。
一般的に流通系と言われるクレジットカードには、ショッピングセンターからイオンカードやエポスカード、コンビニからセブンカード・プラスやファミマTカードなど挙げられますがどのカード審査も甘いです。

パルコカードは、セゾンカードと提携して発行しているクレジットカードなんですがそういう意味では同系列のセゾンカードも審査は甘い傾向にあります。

審査がいくら甘いと言っても上記の基本情報にあるようにパルコカードとパルコアメリカン・エキスプレス®・カードの2種類ではステータスから考えても後者のカードの方が審査難易度は高くなります。

ただ前者のパルコカードであれば学生や専業主婦でも発行できるレベルの審査難易度ですね。

パルコカードの審査に通るコツ

前置きしておくとパルコカードに対して審査が通過しやすいコツは存在しません。
ただクレジットカード全般において抑えておきたいポイントというのがあるので、そこを知ることがパルコカードの発行にも繋がるので紹介します。

絶対に多重申込はしてはいけない

クレジットカードにおいて多重申込をすることは厳禁。
多重申込というのは、一定期間でクレジットカードの審査に何回も申し込むことです。

どの期間にどれくらいの枚数を申し込んではいけないという基準をクレジットカード会社が設けているわけではありません。
しかし、カードの審査申込は個人信用情報機関に履歴として残るようにできているので、どの期間にどれだけの枚数をあなたが申し込んだのかをすべて把握できるようになっています。

ただでさえ短期間にクレジットカードを何枚も申し込むことは止めておくべきことなのに、それで審査に申し込んだカード全部が審査落ちしていたのであればそれはもう「申込ブラック」と呼ばれる状態である可能性が高いです。

そんな状態に陥ってしまっては目も当てられなくなりますから、相手の信用を裏切らないという意味からあまり短期間のカード申し込みは避けましょう。

申込書は可能な範囲ですべて記入する

申込書に必要事項を記入していると記入したくない事項というのが人によってあることでしょう。
それこそ勤務先に関する情報（職業/年収/勤続年数など）は理由あって書きたくない人もいるはずですね。

ただクレジットカードの審査に通過したいのであれば申込書で埋められる項目はできる限り記入するのがセオリーです。
年収などハッキリと金額が分からない方もいらっしゃるかもしれませんが虚偽申告レベルの誤情報を書かなければそれも大丈夫。

なぜここまで申込書の記入事項を書くように勧めるのかですが、クレジットカードにはスコアリングシステムを採用していることにあります。

スコアリングシステムとは、申込人の記入事項1つひとつを点数採点してクレジットカードの審査通過の基準に達しているかをチェックする制度。

ここで記入した項目数が少ないとその分スコアリングで採点される項目が減ってしまうので、必須項目だけでなく任意項目までしっかりと書く必要性があります。

パルコカードは、学生や専業主婦でも審査に通過できるのであまり下手なことは考えずに普通に書くのがいいでしょう。

パルコカードの審査時間/即日発行もできる

パルコカードの審査は「オンライン申し込み」か「店頭カウンター申し込み」のいずれかから選択できます。
どちらを選択するかによって審査時間はもちろん発行時間も異なるので確認しておきましょう。

オンライン申し込みの場合

オンライン申し込みだと「申込」→「確認の電話」→「審査結果」→「カード郵送」という流れです。
審査時間は最短で即日～1日程度とスピーディ。
カード発行も審査結果のメールが到着した翌日から起算して、最短3営業日でカードが発送されます。

急いでカードが手元に欲しいという場合には審査だけオンライン上で申し込んで、審査に通過したなら店頭受取にすれば最短即日カードを受け取ることもできます。

カウンター申し込みの場合

カウンター申し込みだと全国に展開するパルコ・ららぽーと・三井アウトレットパークなどに設置されているセゾンカウンターより対応しています。

一部店舗では申し込みを受け付けていない場合もありますが、基本的にはどこのセゾンカウンターでもカード審査およびカード発行&受取ができます。

審査時間は最短で15分～30分程度で完了します。
その後即日でカード発行&受取も可能なので急ぎの方をはじめ買い物ついでにパルコカードを作りたい方などにおすすめ。

パルコカードの審査の確認方法

審査における確認方法ですが途中で審査状況を確認することには対応していません。
ただセゾンカウンターで審査をおこなっているなら「いまどんな状態ですか？」と聞けば、あっさりと教えてくれる場合もありますがオンラインで申し込んだのなら基本待ち状態です。

いずれにしても審査結果は合否に関わらず、必ず審査結果メールで知らせてくれます。

パルコカードの審査に落ちる人の特徴

ここまでパルコカードの審査難易度や審査に通るコツ、審査時間や発行スピードなどについて紹介しました。
冒頭でも説明したようにパルコカードの審査はかなり甘い方ですがそれでも誰でも審査に通ることはないですよね。
なので実際にどんな理由でパルコカードの審査に落ちたりするのかいくつか例を挙げましょう。

個人信用情報に傷がついている場合

クレジットカードを利用していると申し込み履歴から審査合否、買い物履歴や遅延・滞納まであらゆる情報が個人信用情報機関に登録されていきます。

この個人信用情報機関に登録された情報で傷がついた場合に俗にいうブラックリストに載る可能性があるわけです。
同じ傷でも大なり小なりあるので「傷がついた」=「ブラックリストに載る」ということではないですが、傷があるだけでもクレジットカード会社から受ける印象は悪くなりがちなのでこの信用情報に傷がないかチェックしましょう。