ANAカードの審査の難易度は?その基準や厳しさを解説


ANAマイラー必須のクレジットカードとなるANAカードですが、申し込みを考えている方の中には、審査に通るかどうか心配されている方も少なくないでしょう。

ANAカードは、いわゆる航空系カードに部類しますが、審査難易度はどの程度のものなのか。

これから申し込みしようという方にとって、審査が厳しいかどうかは非常に気になるところです。

そこで今回は、ANAカードの審査難易度について解説していきます。

ANAカードの審査の難易度

まずは、ANAカードの審査難易度を基本情報とあわせてご紹介します。

ANAカードは、国際ブランドによって審査・発行する会社が異なります。

  • VISA/MasterCard:三井住友カード
  • JCB:株式会社ジェーシービー
  • アメリカン・エキスプレス・カード:アメリカン・エキスプレス社
  • ダイナースクラブカード:ダイナース

三井住友カード

ANA一般カード

ANA一般カード
出典:https://kakaku.com/

年会費 初年度無料
2年目以降2,000円(税別)
申込条件 18歳以上(学生不可)
国際ブランド VISA、MasterCard
旅行保険 最高1,000万円

ANA一般カードを発行するのは三井住友カードです。

三井住友カードは審査基準がやや厳し目ですが、申し込み条件が「18歳以上」と極々一般的なので、審査難易度は高くはありません。

国際ブランドはVISAとMasterCardの2種類から選べます。国際ブランドによって審査難易度が変わることはありません。

ANAワイドゴールドカード

ANAワイドゴールドカード
出典:https://kakaku.com/

年会費 14,000円(税別)
申込条件 20歳以上で安定継続収入のある方
国際ブランド VISA、MasterCard
旅行保険 最高5,000万円

ANAカードのワンランク上がワイドゴールドカードです。

申し込み条件「20歳以上で安定継続収入のある方」「年会費14,000円」と、一般カードよりも申込可能年齢が高く、年会費も高額であることから審査難易度が高めと言えます。

ANAプラチナプレミアムカード

ANAプラチナプレミアムカード
出典:https://kakaku.com/

年会費 80,000円(税別)
申込条件 30歳以上で安定継続収入のある方
国際ブランド VISA、MasterCard
旅行保険 最高1億円

三井住友カード発行のANAカードの中で最上位にステータスを誇るクレジットカードです。

申し込み条件は「30歳以上で安定継続収入のある方」「年会費80,000円」と高く、難易度は厳し目です。

通常申込みで申し込むことができますが、まずは一般カード⇒ワイドゴールドカードと実績を作り、インビテーションが届いて作るのが確実な方法と言えるでしょう。

ANA学生カード

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出典:https://kakaku.com/

年会費 在学中無料
申込条件 18歳以上(高校生不可)
国際ブランド VISA、MasterCard
旅行保険 最高1,000万円

学生だけが所有できる学生専用クレジットカードです。

在学中は年会費無料と学生に優しい一枚です。

三井住友カード発行の中でも学生限定ということもあり審査難易度は低めです。

学生であれば取得できる可能性が高く、クレヒスに問題がない限り審査落ちになることはまずないでしょう。

JCBカード

ANA JCB一般カード

ANA JCB一般カード
出典:https://kakaku.com/

年会費 初年度無料
2年目以降2,000円
申込条件 18歳以上(学生不可)
国際ブランド JCB
旅行保険 最高1,000万円

JCBのANAカード一般タイプは、初年度のみ年会費無料で2年目以降から2,000円かかります。

申込可能年齢は学生を除く18歳以上と、クレジットカードとしては一般的な基準で審査難易度は決して高くないです。

ANA JCBワイドゴールドカード

ANA JCBワイドゴールドカード
出典:https://kakaku.com/

年会費 14,000円
申込条件 20歳以上で安定継続収入のある方
国際ブランド JCB
旅行保険 最高1億円

申し込み可能な年齢が20歳以上、それに加えて安定した収入が必須条件となっていることからも、ANA一般カードと比べて審査難易度は上がります。

昔に比べてゴールドカードは取得しやすくなってきているとはいえ、一般カードのように簡単に取得できるわけではありません。

三井住友カード発行のワイドゴールドカードと年会費は同じですが、海外旅行傷害保険の金額は1億円と高めです。

ANA JCBカードプレミアム

ANA JCBカードプレミアム
出典:https://kakaku.com/

年会費 70,000円
申込条件 30歳以上で安定継続収入のある方
国際ブランド JCB
旅行保険 最高1億円

ワイドゴールドカードよりもさらに上のランクに位置するクレジットカードです。

このクラスのカードになると年会費も高くなり、申込み可能年齢も30歳以上と条件も厳しくなっています。

年会費は三井住友カード発行よりも1万円ほと安くなっていますが、審査難易度は同等と見ていいでしょう。

同じく通常申込可能ですが、ANAカードで実績がないと取得は難しいでしょう。

確実に取得するには、一般カードからはじめてインビテーションが来るのを待つのがおすすめです。

ANA学生 JCBカード

ANA学生カード
出典:https://kakaku.com/

年会費 在学中無料
申込条件 18歳以上(高校生不可)
国際ブランド JCB
旅行保険 最高1,000万円

学生限定のANAカードです。在学中は年会費がかからないので、収入がないもしくは定収入の学生にとってはありがたいクレジットカードです。

学生向けのクレジットカードですから審査難易度は低く、審査落ちする可能性は低いです。

ANA JCBカード ZERO

ANA JCBカード ZERO
出典:https://kakaku.com/

年会費 無料
申込条件 18歳以上29歳以下(高校生不可)
国際ブランド JCB
旅行保険 付帯なし

若年層向けのANAカードです。年会費無料の代わりに旅行保険の付帯がありません。

とりあえずANAカードを持っておきたい方向けです。

若年層向けのクレジットカードは、一般カードよりも審査難易度は低い傾向にあるので、ANAカードZEROも同様に審査難易度は低いと見てよいでしょう。

アメリカン・エキスプレス・カード

ANA アメリカン・エキスプレス・カード

ANA アメリカン・エキスプレス・カード
出典:https://kakaku.com/

年会費 7,000円
申込条件 20歳以上
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
旅行保険 最高3000万円

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAの一般カードに属しながらも年会費7,000円と他のANA一般カードよりも高めです。

更に申込可能年齢は20歳以上と一般カードにしては厳し目の基準となっているので、審査難易度は高めと見てよいでしょう。

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
出典:https://kakaku.com/

年会費 31,000円
申込条件 20歳以上
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
旅行保険 最高1億円

ワンランク上のANAアメリカン・エキスプレス・カードです。

ANAゴールドカードは他にもありますが、その中でも年会費は最も高く、やはり審査難易度は高いです。

ダイナースカード

ANA ダイナースカード

ANA ダイナースカード
出典:https://kakaku.com/

年会費 27,000円
申込条件 27歳以上
国際ブランド ダイナース
旅行保険 最高1億円

ステータスカードとしてお馴染みのダイナースが発行する一般カードです。

一般カードとは思えない年会費の高さと申し込み条件の厳しさから審査難易度は高めとなっています。

ANA ダイナースプレミアムカード

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出典:https://kakaku.com/

年会費 155,000円
申込条件 インビテーション
国際ブランド ダイナース
旅行保険 最高1億円

ダイナースブランドのプラチナプレミアムカードとなります。

さすがプラチナというだけあって年会費は驚きの155,000円と高額。

通常申込は不可でインビテーション(招待制)となることからも、難易度の高い一枚と言えます。

まずはANAダイナースカードを取得し、実績を作ってインビテーションが届くのを待つしか方法はありません。

ANAカードのランクごとの審査の難易度

ANAカードは、次の4つのランクに分けられます。

  • 一般カード
  • ワイドカード
  • ワイドゴールドカード
  • プレミアムカード

一般カードとワイドカードはサービス内容が若干異なる程度で、審査基準に大きな違いはありません。

ANAカードの中では審査難易度は高くなく、働いて収入がありクレヒスに問題さえなければ取得しやすいです。

審査難易度が厳しいのは「ワイドゴールドカード」と「プレミアムカード」の2つです。

特にプレミアムカードは一般的なプラチナカードに位置するため、審査ではクレジットヒストリーが重要視されます。

そのため、審査に自信がない方、クレヒスの実績が少ないという方は一般カードもしくはワイドカードから始めるのが良いでしょう。

更に、ANAカードは、カード発行する会社によって審査基準が異なる点にも注意が必要です。

言わずもがなですが、ダイナースが発行するANAカードは、他のANAカードよりも審査難易度は厳しいと見てください。

ダイナース発行のANAカードは、27歳以上で安定継続収入がないと申し込みできないことからも、他のANAカードよりも審査基準は厳しいことが伺えます。

一方、アメリカン・エキスプレス・カード発行のANAカードはプロパーのアメックスよりも甘めと言われることもあります。

その理由としては、アメリカン・エキスプレス社は、過去の金融事故情報をマイナス評価しない傾向にあり、申し込みする時点で属性が優良であれば返済能力は十分あるとして審査通過できる可能性があるからです。

アメックスの審査基準については「アメックスカードの審査は甘い?その基準を解説」の記事も参考にどうぞ。

この点は、国内のクレジットカード会社とは異なる基準で審査していると言え、外資系カードらしい審査基準でしょう。

もっとも、ANAアメリカン・エキスプレス・カードの場合、年収は400万円以上、勤続年数は最低3年以上ないと審査通過できる可能性はないとされています。

クレヒスに問題があっても審査通過できる可能性があると言っても、属性である程度優秀な成績を抑えめていないとカード発行されないということを考えると、審査難易度はやはり厳し目と見るべきでしょう。

ANAカードの発行期間

ANAカードは、申し込みからカード発行までどれぐらいの期間を要するのでしょうか?

ここでは、ANAカードの発行期間について解説していきます。

ANAカードはカード発行までに時間がかかる

ANAカードはWEB申し込みが可能ですので、ANAカードが欲しいと思ったときにすぐ申し込めます。

ただ、WEB申し込みしたからと言ってすぐに発行されるわけではありません。

入会審査が早くても受け取りは郵送となるので、そのことも考慮すると今日明日中にクレジットカードを利用したいという方には不向きです。

ANAカードの審査時間

ANAカードの審査は、クレジットスコアリングを採用しています。

クレジットスコアリングとは、個人の信用度を点数化して、カード発行の可否を中立かつスピーディーに審査するシステムです。

申込者の年齢、年収、勤続年数、居住状況などの属性と個人信用情報を点数化し、その合計点数が合格基準に達していればカード発行としています。

遅延や滞納するリスクが低いと判断される人であれば、審査時間が長引くことはなく早えれば1時間程度で審査結果の通知が届きます。

ANAカードの審査が長引く原因

ANAカードの審査は比較的早く早いですが、申込者の審査状況次第では結果が出るまでに1週間以上かかることもあります。

その原因は様々ですが、合格ラインギリギリの人は、カード発行可か否か判断が難しいためそれだけ時間がかかります。

審査に時間がかかる人の共通の特徴としては以下の3つがあげられます。

収入が不安定

勤続年数が半年など極端に短かったり、毎月の給料の波が激しかったりすると収入が不安定と判断され審査時間が長引きます。

他社からの借り入れが多い

複数社から借り入れしていたり、借入額そのものが多いと、返済能力が足りないと判断され審査時間が長引きます。

信用情報に傷がついている

ローンや他のクレジットカードの支払を遅延していると、滞納のリスクが高いと判断され審査時間が長引きます。

他にも審査時間が長引く可能性はありますが、中でも上記3つのいずれかn該当していると審査が長引く傾向にあります。

国際ブランドによっても発行時間が異なる

ANAカードは、国際ブランドによっても発行までにかかる時間が異なります。

VISAとMasterCardの場合は、WEB申し込みからカード発行まで最短3営業日です。

到着までに約1週間で、地域によっては1週間以内で受け取ることも可能です。

三井住友カード公式サイトにて、口座引落の手続きも済ませることができ、署名と捺印も不要です。

JCBブランドの場合は、VISAと比べると時間がかかります。

JCBの場合、本人確認の資料を提出しなければいけず、提出方法は郵送となります。送付した書類がJCB側に到着してからはじめて発行となるので、カード到着までに1週間以上かかります。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、他のクレジットカードとは異なり自動審査ではないので、審査に時間を掛けることが多いです。

ダイナースの場合も同様で、申し込みからカード発行までに1週間以上かかることが多いので、到着までに2週間前後かかると思ったほうが良いでしょう。

もっとも、金融事故情報が記録されているなど決定的な審査落ちの理由がある場合は、申し込んだ当日に否決の通知が来ることもあります。

ANAカードの審査に落ちる理由

落ち込んでいる女性

ANAカードの審査に落ちる理由としては以下があげられます。

金融事故を起こしている

ANAカードの審査落ちの原因として特に多いのが「金融事故を起こしている」というもの。

カード会社は、審査時に申込者の過去・現在のローンやクレジットカードの信用取引に関する利用履歴をチェックします。

この利用履歴をクレヒスと言い、個人信用情報機関という機関で管理されています。

過去に、ローンやクレジットカードの返済や支払いが遅れたり、任意整理をしているとクレヒスには「異動」の情報が記録されます。これは金融事故といい、巷ではブラックリスト入りされているとも言われます。

金融事故情報が登録されていると、審査において返済能力が欠けているとみなされカード発行されません。

社内ブラック

ANAカードは国際ブランドによって審査する会社が異なります。

  • 三井住友カード:VISA、MasterCard
  • JCB:JCB
  • アメリカン・エキスプレス:アメリカン・エキスプレス・カード
  • ダイナース:ダイナースカード

上記いずれかのカード会社で長期滞納や強制解約などのトラブルを起こしている場合は、審査落ちになる可能性が高いです。

クレジットカードで支払いトラブルを起こすと、その会社のデータベースに登録されます。

個人信用情報機関に登録される情報は5年程度で消滅しますが、カード会社の保有する社内情報は半永久的に残るので、一度でもカード会社と支払いトラブルを起こしていると社内ブラックとなり、問題を起こしたカード会社でクレジットカードを作ることは難しくなります。

クレヒスがない

審査において、クレヒスに問題があるだけでなくクレヒスが全く無いという場合も審査落ちする可能性が高いです。

クレヒスというのは、ローンやクレジットカードを利用して、遅延なく返済していくことで記録され、カード会社からも信用されるようになります。

しかし、これまでローンやクレジットカードの利用がないいわゆる現金主義の人は、当然ながらクレヒスがないためカード会社は返済能力を判断することができません。

ANAカードのような航空系クレジットカードは、クレヒスを重要視する傾向にあるのでクレヒスが全く無い人は審査落ちの可能性が高いです。

ANAカードの審査受かるコツ

ANAカードの審査を通過するにはどんなコツが要るのでしょうか?

ここで審査通過のコツをご紹介します。

申込書は正確かつ正直に記入する

ANAカードの審査落ちで意外と多いのが申込書の記入ミスです。

誤字脱字が多いと「いい加減な人だ」と思われてしまい、審査落ちの可能性を高めてしまいます。

また、審査において嘘はご法度。クレジットカードは信用の上で成り立つ契約ですから、審査で嘘が発覚すれば即審査落ちとなります。

故意ではないにしても、記入ミスにより事実と異なる情報を申告すればそれは嘘をみなされる可能性が高いので注意しましょう。

多少の背伸びはOK

年収や勤続年数などは、正確な範囲であれば多少背伸びしても構いません。

たとえば、年収290万円なら300万円、勤続年数11ヶ月なら1年といったようにです。

ただし、水増ししろと言っているわけではありません。

カード会社の許容範囲で多少の背伸びは、点数を高めるために必要なことであり悪いことではありません。

あくまでも常識の範囲で申込書に記入しましょう。特に、スコアリング審査を挿入しているクレジットカードでは、即審査落ちになりやすいですからギリギリのラインにいる人におすすめしたいです。

遅延や滞納がないか信用情報を開示してから申し込む

現在進行系で遅延や滞納と言った金融事故情報があるとANAカードの審査に通ることはほぼないと思ってください。

どんなに収入があっても、金融事故情報があるだけで一気に審査落ちの可能性が高まります。

心当たりがある人は、申し込みする前に一度個人信用情報機関に開示請求して自分の信用情報はきれいな状態なのか確認したほうがいいでしょう。

キャッシング枠は0円で申し込む

クレジットカードはキャッシング枠をつけることで借り入れすることもできるようになります。

便利ではありますが、申し込みでキャッシング枠を希望すると担当者からは「お金に困っている」というマイナス印象を与えてしまいます。

そのため、本当に必要としている人以外はキャッシング枠は0円で申し込むことをおすすめします。

また、クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠は、それぞれ適用される法律が別となります。つまり、キャッシング枠を希望することで、審査の厳しさが増してしまうのです。

ちなみに、キャッシング枠を50万円以上で申し込みすると、カード会社は申込者の年収を確認する義務が生じます。申込者は、カード会社に対し自身の年収を証明できる書類を提出しなければいけません。

審査通過率をあげたい、審査を早く終わらせたいと思うのであればキャッシング枠は50万円未満にしましょう。

多重申し込みしない

短期間に、いくつものクレジットカードに申し込みすることを多重申込みまたは申し込みブラックといいます。

カード申し込みすると、その事実は個人信用情報機関に登録され半年間は残ります。

当然、審査するカード会社はその事実を知ることができるので、多重申込みである方に対しては「お金に困っている」「踏み倒すかもしれない」などと疑われてしまい、結果的に審査落ちしやすくなります。

一般的に、1ヶ月に3社以上申し込みすると審査落ちしやすくなるとされています。一度に大量の申し込みは控えましょう。

クレヒス0なら信用を積んでから申し込む

これまで一度もローンやクレジットカードを利用したことがないという人は、審査落ちしやすいです。

もっとも、20代前半であればクレヒスが0でも問題ない可能性が高いですが、30代以降でクレヒスがないとカード会社から疑いの目で見られる可能性が高いです。

もし、現時点でクレヒスが真っ白なら多少なりとも信用を積んでからANAカードに申し込みしましょう。

スマホの分割購入でも個人信用情報機関にクレヒスとして実績が付きますので、まずはスマホの分割払いを遅れず行うようにしましょう。

最低でも半年以上遅滞なく支払いできてからANAカードに申し込むようにしてください。

おすすめのANAカード

ここからはANAカードのなかでも特におすすめなものを紹介します。

ANAソラチカカード

ANAソラチカカード
出典:https://kakaku.com/

ANAソラチカカードは「空=ANA」「地下=東京メトロ」の両方で使用できるクレジットカードです。

飛行機に乗らなくてもマイルがお得に貯まる

飛行機は電車やバスのように気軽にそして頻繁に利用するものではありません。仕事の出張や旅行で利用する人がほとんどのはず。そのため、年間のうちで飛行機に乗らない日のほうが断然多いです。

これではなかなかマイルは貯まりません。しかし、ANAソラチカカードなら、飛行機に載らなくてもANAマイレージを貯めることが可能です。

日常使いでためたマイルを、飛行機に乗るときに特典航空券と交換するのに利用できたら便利ですよね。

それを実現させたのがANAソラチカカードなのです。

クレジットカード初心者や、飛行機を普段利用しない人でも簡単にマイルを貯めることができます。

PASMO一体型だから首都圏の地下鉄ユーザーにおすすめ

ANAソラチカカードは、PASMOと一体化したクレジットカードです。

Suicaの次に有名と言っても過言ではない共通ポイント兼ICカードをクレジットカードに付帯し、東京メトロだけでなくその他の地下鉄でも使用可能ですし、バスでももちろんOK。

実は首都圏以外でも使えるところは多く、加盟店での買い物でも貯めることができます。

東京メトロを利用するならぜひ持っておきたい一枚

ANAソラチカカードをPASMOとして使用するなら、東京メトロが最適です。

使用するたびにメトロポイントを貯めることができ、平日は1乗車5メトロポイント、週末は1乗車で3倍の15メトロポイントが付与されます。

溜まったメトロポイントはANAマイルと交換できます。

100メトロポイントで90マイルとレートは決して悪くありません。

東京メトロを頻繁に利用する人なら、着々とメトロポイントを貯めることができます。

ANA JCBワイドゴールドカード

ANA JCBワイドゴールドカード
出典:https://kakaku.com/

ANAJCBワイドゴールドカードは、数あるANAカードの中でもコスパに優れた一枚です。

最強のマイレージカード&移行手数料無料

ANAJCBワイドゴールドカードは、カード利用1000円毎に1ポイントのOki Dokiポイントが付与されます。

マイル還元率は最高1.075%でしかも移行手数料は無料。

家族特約付きの海外旅行保険に無料で空港ラウンジ利用OK

ANAJCBワイドゴールドカードは、豊富な特典も魅力の一つ。

海外旅行傷害保険は家族特約つきで最高5000万円まで補償し、ショッピング保険に国内航空傷害保険も付帯されます。

主要28空港のカードラウンジも無料で利用でき、キャンペーンやボーナスマイルも定期的に開催しているので、ANAマイルをガンガンためたい方におすすめの一枚です。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANA アメリカン・エキスプレス・カード
出典:https://kakaku.com/

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、無期限でANAマイルを貯めることができるANAマイルカードです。

実質無期限でANAマイルを貯めることが可能

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、年会費7,000円でアメックスグリーンと同等の特典とサービスを利用することができます。

メンバーシップ・リワードが貯まり、ポイント還元率は1.0%でポイント移行コースに登録することで有効期限なしのANAマイルと交換することができるのです。

ANAマイルに移行するには別途6,000円が必要なのが残念な点ではあります。ただ、ポイント還元率が高いこと、同伴者は空港ラウンジを無料で利用可能なことを考えれば元は十分取れます。

これ一枚でゴールドカードクラスの特典を活用できます。

ANA JCB一般カード

ANA JCB一般カード
出典:https://kakaku.com/

初心者におすすめしたいANAカードがJCB一般カードです。

毎日のクレジットカード利用で、マイルを効率よく貯めることができる初心者にピッタリの一枚です。

コスパ重視の方にもおすすめの一枚です。

ANA JCB一般カードは、5,000円の手数料支払で1ポイント10マイルの交換が可能です。これは、VISA/MasterCardよりも1,000円安く、マイル還元率は1.0%になります。

一般的なクレジットカードは、ANAマイルに交換するには1ポイント3マイルですから、ANA JCB一般カードがいかにコスパの良いクレカなのかわかります。

高レートでマイルを効率よく貯められるシンプルなところが初心者から人気です。

ANA JCBカードZERO

ANA JCBカード ZERO
出典:https://kakaku.com/

ANAJCBカードZEROは、18歳~29歳ならANAカード唯一の年会費無料で持てるのでクレジットカード初心者におすすめです。

1,000円仕様ごとにOki Dokiポイントが1ポイント貯まります。

入会時・継続時のボーナスマイルや海外旅行傷害保険といった特典はありませんが、ANAカードの中で一番手軽で気軽に申し込めます。
年会費は無料でも、加盟店やボーナスマイルはきちんと貯まります。

マイルの還元率は0.5%でマイルの移行手数料は無料。

初めてのカード更新時にANA一般カードに自動切り替えとなるので、初心者におすすめのマイレージカードです。

まとめ

以上、ANAカードの審査についてご紹介しました。

まとめると・・・

  • ANAカードは国際ブランドによって審査する会社が異なる
  • ランクが上に行くほど審査は厳しくなる
  • 審査・発行にかかる時間は国際ブランドごとに異なる
  • 審査落ちの原因の大半は信用情報に問題あり
  • クレヒスが全く無い場合も審査落ちになりやすい

航空系クレジットカードは、比較的審査が厳し目ですが、信用情報に問題がなく安定収入があれば審査通過はそれほど難しいものではありません。

ただし、プラチナクラスのANAカードの場合は基本的にインビテーションを受けないと取得は難しいので、狙っている方は一般カード・ゴールドカードで十分な実績を積むことを意識するようにしましょう。