海外旅行に便利なクレジットカード
クレジットカードには「海外旅行保険」がついているクレジットカードがあるのをご存知ですか?
ゴールドカード以上の多くのカードは自動的に付帯される海外旅行保険がございます。これは何もしていなくても標準で付帯されているサービスなので、気づいていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴールドカードとなると年会費が2,000円を超えるものが多く、高くても1万円以内です。
付帯されている海外旅行保険の内容
クレジットカード会社、またはカードによって付帯されているサービスには違いがありますので、詳細なご不明点については各自、クレジットカード会社の公式ページにてご確認ください。
一般的な付帯サービスとしては下記が挙げられます。
障害死亡
海外旅行中に交通事故に遭い、頭を強く打って旅行先で死亡した。などの場合に保険が効きます。
ある旅行中に現地にて事故、または怪我による死亡は保険金額が支払われます。
これは、海外旅行中に怪我をして、帰国後180日(多くの場合)まで適用されます。
起こらないに越したことはありませんが、通常の生命保険を掛けられている方は海外で死亡しても生命保険会社から保険金額が支払われるので安心してください。
ご遺族に対して配慮をされるのであればあって損はありません。
後遺障害
海外旅行中の事故、怪我が原因で後遺障害が残った場合に発生いたします。
例えば、海外旅行中にスキーで転倒し、頭を打ってしまい現地で治療するも帰国後も身体にマヒが残ってしまった。などの場合に適用されます。
ですが、こちらの条件には「重度な過失」や「自殺行為」、「戦争」の場合は支払われません。
傷害
現地で怪我をしてしまった場合の治療費が支払われます。
例えば、現地で階段から落ちてしまい骨折をした。などの場合に保険が適用されます。
適用機会が多く、あると安心できる内容です。
保障金額についてはクレジットカード会社、保険会社によってさまざまなので旅行前にチェックされることをお勧めします。
医療(疾病、治療)
現地で医療行為が必要になった場合に保険が適用されます。
海外旅行中に病気、怪我をした際に治療費が実費負担になることを避けることができます。
携行品損害
例えば、海外旅行中に、スマホを落としてしまって壊れてしまった。場合などに適用されます。
うっかりミスをして物を壊してしまった際に適用されます。圧倒的に使用頻度が高いです。しかし、適用にならない状況、場所、物がございますのでご注意ください。
「レジャーのために使っていたサーフボードが割れた」などの場合は保障対象になりません。
またどれだけ高価なものでも、1事故につき5万円が相場です。
救援者費用
旅行先で入院しなければいけなくなり、家族が現地に行くために発生した費用。の場合に適用されます。
救援者=ご家族という認識で問題ございません。
入院=三日以上の入院が相場となります。それ未満では適用されないケースがあります。
クレジットカードは文字通り「信頼」の証
海外旅行中に「外人」であるあなたは、海外では信用がありません。しっかりと信用のある人間として証明する役割も「クレジットカード」のよさです。
海外旅行において、レンタカーを借りるにも、ホテルに泊まるにも、クレジットカードは大変有効かつ、便利に使えます。ある海外では食い逃げならぬ泊まり逃げという言葉があるくらいなので、あなたの支払い能力を証明できるクレジットカードはなくてはならないものになります。
ゴールドカードとプラチナカードの違いがここで出る
日本国内ではそこまで違いもわかりませんし、あまり関係がない「ゴールドカード」と「プラチナカード」のステータスの違い。
海外ではその違い、効力が発揮されるいい機会です。
クラシック(ノーマルな)クレジットカードの場合は、支払い能力がないと思われることが多々ございます。結果としてあなたは該当のサービス、商品を購入できないという状況に陥る恐れがあります。
ですが、ゴールドカード以上になると、年会費が1万円を超えるカードが多いため、支払い能力をいかんなくアピールすることが可能になります。
そのゴールドカードの上を行くプラチナカードならではの違いをご紹介いたします。
プラチナカードとは
その前にプラチナカードとは?という質問にお答えいたします。
ゴールドカードの上を行くカードです。
由来は簡単でプラチナ(白金)の方がゴールド(黄金)よりも価値が高いことに起因します。
ですが、プラチナは色はシルバーなので見かけではゴールドに劣ると思われることがあります。
プラチナカードの年会費
おおよその年会費は2万円程度ですが、高いものでは10万以上もするAmerican Expressのようなカードもございます。
様々ですが、年会費2万以上もかかるカードだという認識で問題ございません。
年会費の高いプラチナカードのサービス内容はかなり充実しているので必見です。
海外においてのプラチナカードやゴールドカード
通常のクラシックカードは年会費が0円~1,000円ほどですが、海外におけるゴールドカードは年収基準で400万円ほどないと審査が通らないので信用力を相手に誇示することができます。
日本国内のクラシックカードは年収150万でも作れてしまうので何の意味もありません。
海外においてのゴールドカードとは=America Expressなどのような高ステータスカードでやっと同等になります。
なので海外旅行者として最低でもゴールドカードを所持しておきたいですね。
プラチナカードは海外での審査基準ですと平均年収よりも上でないとまず審査が通過しないのでそのステータスは折り紙付き以上のものになります。