クレジットカードの選び方

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クレジットカードの選び方

性別や、年齢、年収や状況によって選ぶクレジットカードが違うのは当たり前ですね。
ここではたくさんあるクレジットカードの中でどのように選べばいいかをご紹介いたします。

日本のクレジットカード所有率

クレジットカード所有率は87%
平均保有枚数は3.3枚。
1カ月あたりの平均利用金額は5.3万円!
※JCB「クレジットカードに関する総合調査」

クレジットカードの所有率は2010年から徐々に減少しているようです。
年代別で見ると20代の所有率は80%を下回ります。

ただし所有率が下がっているといっても所有枚数は変わらないようです。
所有枚数:3.3枚
持ち歩き枚数:2.1枚

しかし利用頻度や利用金額は微増している模様。
1か月あたりの利用頻度:5.7回
合計利用金額:5.3万円
こちらは昨年と比べて微増しているという

背景としてはECサイトなどでの購入をするために使う頻度が上がっているのだと考えられます。

どんなクレジットカードを使っているのか

クレジットカードを利用する主な理由としてポイントやマイルが貯まるという点が挙げられる。
利用調査としては54%がポイント・マイルで決めているようだ。
2番目としては入会費・年会費が安いまたは無料という点。全体の44%にも及ぶ。

利用箇所

利用箇所は百貨店やコンビニなどの小売店などで上昇。
これは百貨店が発行しているクレジットカードなどが貢献していると考えられます。
またガソリンスタンドでは利用率が減っている模様。

クレジットカードの有効な使い方

固定費用はクレジットカードで支払うべし

携帯料金や、水道光熱費は毎月引き落ちるものでクレジットカードで引き落とししている人も多いことだろう。
これは単純にポイントに還元できるからだ。
月間で携帯料金や水道光熱費、インターネット回線料金などで3万前後になると考えられるが、これらすべてをポイントに還元すると1%でも300円にしかならない。
しかし年間で換算すると、それは3600円にもなる。ちょっといいご飯を食べに行ける金額になるのだ。塵も積もれば山となるとはこのことですね。

年会費でクレジットカードを選ぶ

やはり年会費がないに越したことはありません。
American Expressはステータスを誇示できるカードとして有名です。それなりに審査も厳しいです。
ですがメインカードとして使うのであればポイントの還元率などを考慮する必要があります。
維持費は安いに越したことはありませんからね。

ただし年会費の払うカードにはそれなりの特典がついてきます。
ご自身の判断で天秤にかけてください。

年会費の種類

年会費無料

クレジットカードを持つのに維持費がかかりません。1枚目のクレジットカードを選ぶのであればおすすめです。

条件付き年会費無料

文字通り条件付きで年会費が無料になります。
条件としてよくあるのは「年に一回でも使えば無料」「年間○万円使えば無料」などの条件がございます。
初心者におすすめできるカードではありません。

年会費2,000円前後

年会費無料のカードとさして変わりはありません。選ぶのであれば年会費無料のカードをおすすめいたします。

年会費5,000円前後

このレベルになってくると買い物以外の特典が強くなってきます。
海外旅行保険が無料であったり、空港のラウンジが使えたりします。ある程度のステータスを持てるカードでもあります。
ビジネスマンにはこの辺から選択肢が上がってくると思います。

年会費10,000円前後

ゴールドカードと呼ばれるものがこちらに該当します。
特典としてはホテルの宿泊料が安くなったりします。
ステータスとしては十分な位置づけになります。

年会費30,000円前後

ゴールドカードの中でも最上位カードになります。
American Expressのゴールドやプラチナカードが該当します。
特典としてはゴルフの予約や、レストランの予約や優待など富裕層向けのサービスが充実します。
審査はもちろんとても厳しく一般人が入会することは難しいです。

年会費30,000円以上

プラチナカードと呼ばれるものの中でも最上位でブラックカードが出てきます。
カードを持つだけで秘書が付きます。
よくコンシェルジュと言ったりしますが、本当に秘書のようになんでもお願いできるようになります。

カード会社で選ぶ

国内クレジットカード会社は100社以上にも及びます。
その中から選りすぐりのご自分に合ったカードを選ぶのは至難の業ですが、
ある程度大手企業にセグメントすることによって選びやすくなります。

大手カード会社の特徴

・年会費がかかることが多いです。無料のものもあります。
・ポイント還元率などが高くありません。
・利用者が多いのでどこでも使えます。
・有事の際の対応が丁寧です。
総じて大手企業のカードはポイントなどの特典を盛りだくさんにしなくても会員獲得ができるのでそこまでする必要がないというのが本音でしょう。

中小カード会社の特徴

・ポイント還元率が高いことが多いです。
・どこでも使えます。
・有事の際の対応が雑なケースがあります。
・利用者が少ないのでセキュリティにやや不安があります。
・年会費無料が多いです。
中小カード会社の場合はポイントや特典を盛りだくさんにして会員獲得に躍起になっているようです。

国際ブランドで選ぶ‘

Visa

Visaは国内国外問わずどこでも使えることで有名です。
有名どころとして三井住友VISAカードがありますね。

Master Card

Visa同様に国内国外問わず使えます。

JCB

1枚目としてはあまりお勧めしません。
海外では使えないことが多いです。
またネット決済する際にも難しいケースが存在します。

American Express

初心者にはお勧めしません。
年会費が高いです。

特典で選ぶ

やはりクレジットカードを使うのですから特典に目が行くのは当然です。

海外旅行傷害保険

クレジットカードを保有しているだけで海外旅行保険に加入していることになります。
事故や病気、トラブルの際に非常に助かります。
下手に海外旅行保険に入るよりは海外旅行保険付きクレジットカードを使った方が総額でお得なケースがあります。

国内旅行傷害保険

国内旅行保険もあります。海外旅行保険同様にトラブル・事故に対応できますが、
国内旅行保険に加入できるカード自体少ないですし、保険の場合は国内の保険に加入しているケースがほとんどなので、問題ないことが多いです。

空港ラウンジ無料

ゴールドカードなどになってくるとついてくる特典です。
空港のラウンジが無料で使えるようになります。
ステータスがある人に許された特典ですね。飛行機利用が多い方におすすめです。

高級レストラン半額

文字通りレストランで半額になります。
それなりに高いレストランが多いです。
また対象が国内の都心部にしかないのが痛手です。

コンシェルジュサービス

基本的にカード決済が効くものはなんでも頼めます。
チケットの予約や、ゴルフの予約などすべて対応可能です。
ホテルなど使う頻度が多い方にお勧めですが、ほとんどの場合ブラックカードレベルにならないと付きません。