クレジットカード審査

支払いの延滞はクレジットカードの審査にどのくらい影響がでるのか?


クレジットカードを利用していると意図的でなくても支払いの延滞を引き起こしてしまう可能性があります。

そのときに支払いの延滞の影響を受けて、クレジットカードの審査が通らなくなるのかも先々気になるところです。

今回はそんな支払いの延滞をした後にクレジットカードの審査に影響はあるのか?

影響はあってもどの程度なのか紹介していきます。

クレジットカードの支払い延滞は審査に影響が出る

いま本記事を読んでいるということは検索窓に「クレジットカード 延滞」や「クレジットカード 審査 延滞」などで検索してきていて、少なからずクレジットカードの支払いの延滞やその延滞によって影響する今後の審査などについて悩んでいる方々ではないでしょうか。

なのでまずは結論だけを申し上げるとクレジットの支払いの延滞によってクレジットカードの審査に影響でるのかといえば、ハッキリ言って「Yes」と回答します。

その理由とは、当然クレジットカードの支払いを遅延することによってカード会社から「この人は信用できない人だな」という印象を与えてしまうからに他ならないです。

例えば、身近な友人や恋人でもいいですし家族でもいいです。
そんな普段だったら信頼のおける相手とお金のやり取りをしてトラブルが発生したとしましょう。仮にそのときに相手にお金を貸したということであれば、その相手のことを信用することができるでしょうか。

もちろんそれは程度にもよります。
1回や2回程度の話であれば、相手の事情を汲み理解することもできるでしょう。
人生で置かれている立場というのは人それぞれでしょうから。

しかし、それが3回や4回…エスカレートして2桁以上を更新していったらどうでしょう。
それはいくら相手に事情があるにしても反省していない人間と思えてきませんか?

カード会社でもそれは同様に言えることであって、1回目の延滞とかであれば重く考えず許してくれる場合もあります。
それが2回・3回と回数を重ねていけば、「この人は信用できない人」というレッテルが貼られる段階へとシフトし、いづれはクレジットカードを発行する際に審査に影響が及ぶということにまで繋がります。

ちなみに巷で囁かれている支払い遅れが許容される回数において「3回までは大丈夫」という話がありますが、これは何の根拠もないので過度な信用は捨て去るべきでしょう。先にも申し上げたとおり、支払い遅れによって相手が受けるこちらへの印象によって許容される回数は異なるため、1回目なら危険度1、2回目なら危険度2、3回目なら危険度MAXという風に段階的にこちらへの警戒心が強まっていくというだけの話です。

最初の1~2回目まではおおめに見てもらえると考えれば、3回目は「ヤバイかも」という考え方なだけで、断定してこの回数までは遅延をしても問題ないという原則は存在しません。なので最初の1~2回であっても遅延することは相手の信頼を裏切りかねない行為であるということは念頭に置いておくがことが大切です。

ブラックリストに載る支払い延滞とは

ブラックリスト
まずはブラックリストに載る理由についてお伝えしなければなりません。
一般的なブラックリストに載る理由は、金融事故情報の存在が確認された場合となります。

そして、事故情報が確認されたということは各種審査において制限を設けられてしまうことになります。
その制限を受ける各種審査が下記のようになります。

・クレジットカードの発行および利用
・各種ローンの利用
・消費者金融の借入

上記ではザッと3点だけ主な制限を設けられる各種審査を紹介しましたが、そうならないためにブラックリストに載る支払い延滞というものを知る必要がでてくるわけです。

そんなブラックリストに掲載される理由ですが一般的には61日以上また3ヵ月以上の延滞が発生した場合です。
ほかにも1~2ヵ月以上の延滞を断続的に引き起こしていれば、相手への信頼を損ねる場合があります。

そうならないためには前述した通り、1回や2回なら大丈夫と思わずに支払日当日に支払いが遅れるようであれば、前日、どれだけ遅くとも当日には連絡を入れるようにしましょう。その後も予定していた日に払えないとなれば、逐一連絡するマメな精神を持つことも大切になってきます。

返済期日を越えて沈黙を続けていてもいつかはブラックリストに載る日がくるリスクが高まるだけなので注意が必要。

支払い延滞の記録の期間

クレジットカードの支払いを延滞し続けて記録が残ってしまうと、その記録はJICCで1年間、CICとKSCで5年間は記録が保管されます。JICCで1年間というのは、あくまで61日以上の延滞で留まった場合の話です。もし3ヵ月以上連続延滞をしようものならブラックリストに掲載される期間は5年間と伸びてしまいます。

自己破産の場合はCICで7年、KSCで10年など、ブラックリストに掲載されるまでに至った経緯によっても、異なってきますが基本的にはJICC・CIC・KSCの3社共通で最長5年間記録が残り続けると考えておいた方がいいでしょう。

※JICC…日本信用情報機構の略称であり、契約情報や延滞情報を登録している機関。
※CIC…株式会社シー・アイ・シーの略称で、本人の任意で個人の信用情報を開示している機関。
※KSC…全国銀行個人信用情報センターの略称で、同様に支払いに関する個人情報を扱っている機関。

社内ブラックになる可能性

そもそもみなさんは「社内ブラック」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
社内ブラックとは、クレジットカード会社が社内情報として管理しているブラックリストの俗称です。

この社内ブラックという存在がいつ使われる情報なのかですが申込者のクレジットカードの審査をおこなうときです。
主には申込者の過去の滞納履歴など金融事故情報の痕跡がないか確認するために、個人信用情報機関にアクセスして記録を参照していきます。

もちろんカード会社も抜かりはないですから、金融事故情報以外の社内ブラックになり得る情報源を片っ端から洗い出していきます。さらには申込者が審査を申し込んだカード会社のグループ系列にも同様の情報が共有されるようになっているので、グループ会社のクレジットカードに申し込んでも審査通過は難しいです。

そんな社内ブラックになる可能性のある理由も知っておかなければなりません。
主には下記4つが当てはまります。

・自己破産、債務整理、任意整理をおこなった
・滞納や延滞による金融事故でクレジットカードを強制解約された
・クレジットカードで商品を購入して、その商品で売買を成立させて利益を獲得し現金化した
・カード会社との間でトラブルを持ち込んだ

支払いが延滞しそうな場合にやらなければいけない事

紙とペン
ここまで支払いを滞納することによって発生するクレジットカードへの審査の影響を紹介してきました。
ですが頭では理解していても支払いが期日までに間に合わせることができない場合もあるでしょう。

そんな場合にはまず支払いをしなければならないクレジットカード会社には必ず連絡をしましょう。
もちろん支払期日当日よりも支払期日前日が望ましいです。
連絡をするとどうなるかですが結論から言って支払日に予定していた支払いができなかったことに変わりはありません。

それでも前日までに連絡を入れておけば、当日に連絡するよりかはこちらへの印象は変わってきます。
なぜなら当日になる前に支払いの目途が立たなくなったことを自分から発信しているわけなので、マメに連絡を入れて支払う意思の表れを相手に伝えておけば、相手も突っぱねるような対応はしません。

支払期日の延期をして別日に自動引き落としがかかるように手配したり、一括払いから分割払いに変更するよう提案するなり、なにかしら選択肢を与えてはくれます。

クレジットカードには、毎月支払金額の確定日が存在しますが、その期日を越えた後でも支払い金額の変更は、電話からなら受け付けてくれるので支払日に間に合わないからと諦める前に一度連絡することを推奨します。

クレジットカード以外の支払い延滞でブラックリストに載るもの

ここまで支払い延滞によって発生するクレジットカードの審査への影響を紹介しました。
最後に支払い延滞でブラックリストに載る主なものをクレジットカード以外にも紹介します。
社内ブラックにも似たような項目を記載していますが改めて詳細にしてまとめてあります。

自己破産・債務整理・任意整理をおこなった場合

借りたお金を返せないとなった場合に自己防衛手段として役立つ最終兵器でもある自己破産。
残っている債務の支払い義務を免除することができるものですが、それと同時に消費者金融などでの借入が最低5年以上はできなくなるので、メリットとデメリットを併せ持つ諸刃の剣です。

支払い義務だけを免除できるなんていう虫のいい話はないのでよく理解した上で自己破産はおこないましょう。

債務整理や任意整理も借りたお金の返済金額を調整するものですが本来支払うべき金額を減額したりするわけですから、ただ「減額できた!! ラッキー」とはならないのでその仕組みも理解しておきましょう。

クレジットカードや消費者金融などで多重申込した場合

お金がなくて消費者金融からお金を借りたいとなった際に、意外とやりがちな行為ですが過度におこなうとブラックリストに掲載される危険性もあるので注意が必要です。といえども仮にブラックリストになっても約半年間と処遇は経度ですが、手当たり次第に消費者金融に申し込みをおこなうような相手はそれだけお金で切羽詰まっていると判断できるので危険です。

また、よくポイントサイトでクレジットカードを複数枚作ろうとする方もいらっしゃいますが短期間で3枚も4枚も作ろうものなら目を付けられる可能性がありますのでポイント欲しさやクレジットカード欲しさに欲張るのはやめましょう。

クレジットカード現金化を利用した場合

クレジットカードを現金化するというのはその名のとおりです。
ショッピング枠やキャッシング枠などで商品を購入して、それを転がして利益を得る行為は不当なビジネス行為としてみなされるので利用規約違反で強制解約を免れられないことになります。

どっちにしてもクレジットカード現金化というリスクと手間をかけるだけの、見返りも正直ないに等しいので素直にやらないことを推奨します。

携帯電話の分割払いが滞っている場合

現代のスマホ普及率が高まっているからこそ余計にあり得る事案になっているのがこちらです。
クレジットカードを利用して新規契約や機種変更契約をおこなって、万一毎月の分割払いが滞ることがあるのであれば、ブラックリストに入る可能性があるので注意してください。

理由は、購入した商品だけ受け取って支払いはできないという人間に果たしてどこまでの信用性あるのかということです。
同様の事例であれば公共料金もクレジット払いにしていると長期滞納を起こした際にブラックリスト入りになる可能性があるので最悪クレジット払いにせず払込用紙での支払いにしておくなどに変更した方がいいでしょう。

まとめ

■支払いを延滞するとクレジットカードの審査には影響がでる。
■ブラックリストに載るような延滞は61日以上また3ヵ月以上の延滞、もしくは断続的な延滞。
■ブラックリストとして掲載される期間は約5年間。
■社内ブラックとはクレジットカード会社が社内情報として管理するデータ群。
■支払いが延滞しそうな場合には前日までには連絡を入れる。
■クレジットカード以外にもブラックリストに載る理由には主に4パターン存在する。

いかがでしたか? クレジットカードの支払いを延滞することによって発生する審査へのリスクを紹介しましたが少しはお役に立てたでしょうか。本文でも何回か触れていますが支払いは遅れる場合があっても、誠実に対応することが大切なポイントになります。お金に限ったことではありませんが不誠実な態度をする相手を助けてあげたいとは思わないはず。
クレジットカード会社も機械ではなく人間が管理している部分もあるため人情に訴えかけることも大事ですね。