クレジットカードの審査で在籍確認の電話がないカードはどれ?

電話禁止マーク


クレジットカードを作る上では在籍確認の電話が付き物という印象があるのではないでしょうか。
一昔前のようにクレジットカード審査が厳しい時代では確かに在籍確認の電話も厳密なものでしたが、
現在はどうなのでしょうか。今回はそんなクレジットカード審査における在籍確認について紹介します。

カードの審査で在籍確認の電話がないカードは?

まず最初に前提として知っておいていただきたいことはクレジットカードの審査時に在籍確認の電話があるか否かはハッキリとは分からないということです。申込記入欄に記載した申込人の属性(職業/年収/勤続年数など)によっても異なってくることですし、100%このクレジットカード会社なら電話確認がないとオススメすることは難しいです。

それを理解した上で在籍確認の電話がほぼかかってこないであろうクレジットカードを紹介します。
実際筆者が電話がかかってこなかったクレジットカードでもあるので是非参考にしてください。

楽天カード

楽天カード

年会費無料の筆頭格として人気No.1とまで言わしめる楽天カード。
そんな楽天カードは、機械審査を導入しているため合否は申込人の属性を自動的に識別して基準を満たしていれば、すぐにでも合否結果を算出してくれます。

機械審査なので基準を満たしていないと人為的な審査も介入する場合があります。

基本的には個人信用情報に傷がなくブラックリスト入りするような事故を起こしておらず、
普通に申込記入欄の必要事項を記載していれば機械審査のみで完結します。

ポイントがザクザク貯まることでも話題のクレジットカードで、ポイント還元率は1倍~10倍までと幅広いです。
定期的に開催されるポイントキャンペーンによっては、20~30倍ものポイント還元が獲得できるのも魅力。

  • 在籍確認の電話がかかってきにくい
  • 年会費は永年無料で使い勝手がいい!
  • 専業主婦・学生でも審査通過できる難易度が甘いカード!
  • 新規入会&利用で高ポイント獲得!

Yahoo! カード

ヤフージャパンカード

こちらも楽天カード同様に機械審査を導入しているのでほとんど在籍確認はおこなわれることはありません。
同様にネット・通信系のクレジットカードでもあるため、審査基準が甘いとされています。

Tポイントカード一体型なので、提携店舗をよく利用する方には重宝する1枚です。
さらにYahoo!ショッピングやYahoo!オークションも頻繁に利用するなら、そこでも大活躍してくれます。

総じて商品事故があった際に商品保証してくれる制度が充実しているので安心して買い物ができます。

  • 在籍確認の電話がかかってきにくい
  • 年会費は永年無料!
  • Tポイントカード一体型でポイントも貯まりやすい!
  • ヤフオクでも重宝する便利機能が付いている!

カードの審査で在籍確認の電話は必ずくる?

クレジットカードを作ろうとすると勤務先に在籍確認の電話がくることを懸念する方がいらっしゃいますが
必ず電話がくるということはありません。それこそ上記でも取り上げた楽天カードやYahoo!カードも必ず審査がくるほど厳格な審査内容ではありませんし、
この2枚においてはむしろ連絡がこないパターンも全然あります。

同じカードでも消費者金融や銀行カードローンとかになればまた話は別になりますが、クレジットカードだと「必ず」連絡がくるというほど絶対的なものでもありません。申し込むカードの種類によりますし、クレジットカード会社の審査方法によって左右されますがあくまで「在籍確認の電話あるかもな~」くらいに留めておきましょう。

カード審査で在籍確認が不要なケース

手のばってん
前述したようにクレジットカードの審査で在籍確認の有無は100%ないとは言えません。
しかし、実際にどのようなケースで在籍確認がパスされているのか紹介します。

機械審査によるスピード審査を導入しているカード

上記でも紹介した楽天カードやYahoo!カードのように機械審査を導入することで、
審査スピードを向上させているクレジットカードはあらかじめ設定された機械審査の基準を
満たしていれば在籍確認をパスすることが可能です。

他社クレジットカードでクレヒスが磨かれている人

クレジットヒストリーは、個人信用情報機関に保存されている「信用の証」を表す履歴です。
これはクレジットカードを利用して、遅延も延滞もなく、優良な状態で使い続けていれば、
他社クレジットカードの審査時にクレヒスを参照されたときに有利に働く重要な材料です。

ここでクレヒスが信用を勝ち取るだけの十分に磨かれた状態であれば、
在籍確認をする必要もないほど信頼できる相手ということでパスできる可能性があります。

勤務先情報に変更がない

勤務先情報が以前他社クレジットカードに申し込む際に記入した情報のままであれば、
問題なくそこに在籍して勤務していると判断されてスルーされるケースがあります。

クレジットカード会社が以前の勤務先情報を確認する場合には、
個人信用情報機関から情報を参照して確認しています。

カード審査で在籍確認が必要なケース

手のオッケーサイン
逆にクレジットカードで在籍確認が発生するケースも気になるところでしょう。
在籍確認がないと気持ちもラクにクレジットカードに申し込めますが、
クレジットカードには在籍確認が付き物という感覚でどんなときに在籍確認が必要なのかも覚えておきましょう。

登録情報に虚偽がある場合

過去にクレジットカードを申し込んだ経験がある場合には、
新規クレジットカード申し込み時に個人信用情報機関から過去の情報を参照してデータを照らし合わせます。

そこで過去と現在で記入内容が異なると在籍確認の電話がかかる対象になる場合があります。

転職して勤務先が変わっている場合

登録情報に虚偽がある場合と内容が被ってしまいますが、
過去と現在で属している勤務場所が異なるということであれば、
状況確認のために在籍確認の電話を入れてくる場合はあります。

審査難易度が高いクレジットカードに申し込んだ場合

クレジットカードには同じカードでもいくつか種類があります。
楽天カードを例にするなら、スタンダードモデルの楽天カードをはじめ、
楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなど、さまざまに用意されています。

当然ゴールドカードやプレミアムカードになれば、要求される属性(職業/年収/勤続年数)のハードルも高まるため、
そのぶん在籍確認される割合も高まってきます。

クレヒスが十分に磨かれていない場合

クレジットカードを初めて作るという場合であれば、
個人信用情報機関にはあなたの信用情報が一切記録されていないため、
信用に足る人物かを判断する材料が一切ありません。

そういったクレヒスが十分でないときには在籍確認の電話がかかってくる可能性が高いです。

カード審査の在籍確認では何を聞かれるのか

ここまで在籍確認が必要なケースと不要なケースを説明しました。
それでも在籍確認がこないという保証が100%ではない以上不安になりますよね。

ですが安心してください。
クレジットカード会社からの在籍確認というとどうしても身構えてしまうし、
勤務先に自分のクレジットカードのことで電話されることに嫌悪感を感じてしまうかもしれませんが、
おおげさな質問は一切なく執拗な質問攻めをされるということもありません。

基本的に電話で聞かれる内容は下記のとおりです。

  • 名前
  • 生年月日
  • 住所

「え? それだけ?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんがこれだけなんです。
というのもクレジットカード会社が確認したいのは虚偽申告がなく、本当にそこに在籍している人物なのかを確認したいだけなので「いくら稼いでいる」「どんな風に働いている」みたいな野暮な質問はされることはないでしょう。

カード審査の在籍確認と本人確認は違う

ここまで在籍確認について詳しく説明してきましたが最後に在籍確認と本人確認の違いを紹介します。
意外とこの意味を混同している方もいらっしゃるので復習程度に見てください。

一般的には在籍確認と本人確認の違いは下記のとおり。

在籍確認:勤務先に関する情報が正しいかを確認するためのもの
本人確認:現住所や電話番号などあらゆる個人情報が正しいかを確認するためのもの

上記のとおり在籍確認はあくまで申込記入欄に記載した勤務先に本人が在籍しているかを
職場の人間とあなた本人に確認するためのもの。前述したとおり確認される事項も名前・生年月日・住所程度です。

一方で本人確認はあなた本人に電話がかかってくるもの。質問される内容も虚偽申告がないか名前・生年月日・住所をはじめ、自営業ということであれば勤務先に関する情報も確認されます。またクレジットカードを申し込む段階で本人確認書類を提出していたのであれば、そもそも本人確認がスルーされる場合もあります。

まとめ

  • 在籍確認の連絡は必ずしもくるわけではない。
  • 機械審査のように人工的な審査方法だと在籍確認が必要ない可能性がある。
  • 転職したり申告している職場が異なるときは在籍確認の電話がくる可能性がある。
  • 在籍確認では名前・生年月日・住所程度しか聞かれない。
  • 在籍確認と本人確認は似ているけど根本的には違うもの。

いかがでしたか? 今回は在籍確認の電話の有無について紹介しました。
筆者自身も在籍確認の電話経験はありますが限りなくほとんど経験したことがないというのが正直なところ。
個人的には必要以上に在籍確認にアンテナを張る必要はないかもしれないというのが経験談からの導きです。